| 目 的 |
口腔インプラントの知識の修得や治療技術の向上こそが、欠損歯列や顎外科のパラダイムシフトであると有志が集まり特定のインプラントシステムに偏ることなく広汎に研修および研究をめざそうと1985年4月に発足しました。 |
| 会 員 |
会員は、開業医、大学研究者からなり現在、開業医19名、6名の教授おとび助教授から構成されています。大学関係者は、教授又はそれに準ずる者として全会員の推薦と賛同を得られた人とします。入会は会員2名の推薦とケースプレゼンテーションを全員の審査で決定しています。
会員は、インプラントはもとより補綴、外科、ぺリオ、麻酔とその分野でのスペシャリストが多く、開業医はインプラントを特科として、各地で活躍され、大学関係者は専門分野の臨床、研究および教育に活動されています。 |
| 研修医 |
認定医申請のためのインプラント学会のカリキュラムに添った九州インプラント研究会研修施設において100時間以上の講習を受講後施設に所属した歯科医を研修医とします。 |
| 例 会 |
例会は年5回で、会員のケースプレゼンテーション、と抄読会からなり、1日かけて充実したディスカッションを行います。また不定期に外来講師を招き新しい情報を取り入れます。そして国際間のネットワークのもと、新知見や技術、研究など新しい情報を取り入れています。このことは開業医が臨床一辺倒から、臨床の疑問やアイディアを大学で共同研究するといったことに現れ、Evidence
Based Medicineを基本理念として研修を行っています。 |
| 夏期例会 |
夏期特別例会は、各地の会員が担当して、8月に家族同伴で2日間の研修とレクレーションを行い親睦と連繋のもとに英気を養うことにしています。 |
| 学術講演会 |
年1回2日間に恒って開催し、研修医の発表、会員発表、会長講演、教育講演、および特別講演のプログラムで行います。研修医の発表はインプラント学会発表と合わせて認定医ケースプレゼンテーションの準備としても意義あることです。 |
| 記念学術大会 |
10周年と15周年記念学術講演会を開催しました。10周年は福岡市で、学術講演会を開催し600名の参加者があり、インプラント関係では全国で初めて衛生士、技工士のコデンタルセッションを採用しました。その後同様のプログラムを各地の学会や講演会で行われるようになりました。
15周年は記念学術大会を熊本市で開催しました。 |
| 記念誌 |
10周年学術講演会の内容は医歯薬出版から1995年の補綴臨床に増大号として取り上げられました。
15周年学術講演会の事後抄録と活動記録として保存しました。 |
| 学会活動 |
日本口腔インプラント学会において、末次教授は永年インプラント学会九州支部長を務められ元インプント学会会長も1期務められました。現在添島会員は九州支部長であり、会員の一部は常任理事、理事、評議員、として選出され、各種委員会で活動されています。 |
指導医
認定医 |
現在会員にはインプラント学会指導医7名、認定医17名日本歯科補綴学会指導医4名、日本口腔外科指導医3名、日本歯周病指導医2名、歯科審美学会指導医、顎咬合学会指導医などインプラント学会認定医は17名です。それぞれの分野で活動されています。 |
| 研修施設 |
本会は九州で唯一のインプラント学会の指定研修施設として13年前から指定されました。九州インプラント研究会では、認定医申請のための講習会を毎年、4月?11月に130時間かけて開講し、毎年、全国から20数名の先生が参加されます。これまで184名の受講生が修了されました。研修医の中からインプラント学会の認定医を9名の先生が取得されました。この講習会は、著明な外来講師や九州インプラント研究会会員による充実した内容を指導されますので、開業医にとってインプラントの知識や技術の向上に大きく役立っています。 |
| 学会支援 |
これまで、九州で開催されてきた日本口腔インプラント学会総会や支部学術大会では会員が積極的に協力し、九州地区のインプラント学会活動には創設当初から関わっています。
また会員は学会での発表や論文投稿はもちろん特別講演や教育講演の演者として指導医の先生方はインプラント学会に登録され支援しています。 |
| 国際交流と支援 |
会員はそれぞれが海外の学会に所属し、国際学会に積極的に参加しています。また研究発表される会員や海外の学術誌に論文を投稿する先生も増えています。唯1人の海外会員のフライブルグ大学のケレケラー教授はドイツと日本の掛け橋となられ、国内のインプラント治療の向上に貢献されてきました。学術的な海外ボランティア活動としては香月教授がベトナム、ラオス、スリランカやアフリカなどで、医療技術などの支援をこの10年間進められています。又、学術面では、中国との相互交流に松浦教授が貢献されています。その他多くの会員が海外での学術講演などボランティ活動を続けられ広汎な国際交流が進んでいます。 |
| 今後の展望 |
この18年間九州インプラント研究会がで得た研究、臨床、新技術は小さなものではありましたが、大学研究者、開業医、メーカーが同じ目的に向って思考し続けたことは21世紀のインプラント治療に少なからず貢献できたと考えています。今後、本会はより医療人としての資質の向上を計り、会員のインプラント治療に取り組む意識が高まり、インプラント治療の成功の向上に役立つために研修および研究を続けるよう会員一同意を新たにしております。 |